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 米マイクロソフトは2009年2月12日、世界中で大きな被害をもたらしているコンピューターウイルス「Conficker」の作者(配布者)逮捕につながる情報に対して、25万ドルの賞金を提供することを明らかにした。

 Confickerとは、2008年10月24日に緊急公開されたWindowsの脆弱(ぜいじゃく)性「MS08-067」を悪用して感染を広げるウイルス。「Downadup」や「DOWNAD」などとも呼ばれる。

 最近では、挙動などが異なる亜種が続々出現。例えば、脆弱性の悪用だけではなく、ネットワークログオンのパスワードを破って感染を広げる亜種や、USBメモリーなどを介して感染を広げる機能も備える亜種が確認されている。

 マイクロソフトでは、Conficker対策のために、セキュリティ企業やドメイン管理企業/組織、ISPなどと協力することを発表。同時に、Conficker作者/配布者の逮捕につながる情報を提供した人物に、25万ドルの賞金を贈ることを明らかにした。

 同社がウイルス作者/配布者の情報に懸賞金を用意するのは今回が初めてではない。2003年には「Blaster」と「SoBig」、2004年には「Mydoom」と「Sasser」の作者情報に、同様の懸賞金を用意した。このうちSasserについては、提供された情報のおかげで作者が逮捕され、情報提供者2名に計25万ドルが贈られたという。