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 米フェニックステクノロジーズは2009年2月15日、同社のインスタント起動技術「HyperSpace」を、英ARMのCPU技術「Cortex-A8」に移植したことを明らかにした。 16日にスペインで開幕する携帯電話展示会「Mobile World Congress 2009」の関連イベント「ShowStoppers」において、デモを初披露した。

 HyperSpaceは、Windowsパソコンにインストールすることで、数秒で起動する専用OSを併用できる環境を整えるソフト。Webベースの各アプリケーションが使えるほか、接続可能な無線回線を自動的に探し出す機能も備える。2009年1月に米国で開催された家電展示会「2009 International CES」で発表したばかりだが、今回組み込み機器用に移植した。

  ARMのCortex-A8は、いわゆる「ネットブック」向けに最適化され、長時間のバッテリー駆動が可能などの特徴を備える。米テキサスインスツルメンツなどが、採用したCPUを出荷しており、今後順次搭載機器が登場する見込み。「HyperSpaceとCortex-Aベースのネットブックはベストパートナー。ユーザーは、Windows環境はそのままに、外出先ですぐにWebへアクセスできるもう一つの環境を持てる」(説明員)という。