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 フィンランドのノキアは2009年2月16日(現地時間)、スペインで開幕した携帯電話展示会「Mobile World Congress 2009」において、報道陣向けの説明会を開催。この中で、新モデルとしてスマートフォン「Nokia E75」「Nokia E55」の2機種を発表。加えて、「Ovi Store」と呼ぶアプリケーション配布サービスを開始することも明らかにした。同社の携帯電話上で動作する各種アプリケーションを、携帯上で手軽に検索してダウンロードできるサービスだ。

 Nokia E75は、大きさが奥行き111.8×幅50×厚さ14.4mm、重さ139gで、2.4型(320×240ドット)の液晶ディスプレイを備える。スライド機構を採用し、QWERTY式のフルキーボードが現れる仕組みだ。Nokia E55は、奥行き116.5×幅49×厚さ9.9mm、重さ95gで、こちらも液晶ディスプレイが2.4型(320×240ドット)。キーボードは1つのキーに最大3つの文字を割り当て、キーの数を20個に減らしている。Nokia E75は3月(375ユーロ)に、同E55は2009年後半(265ユーロ)に出荷する予定。

 Ovi Storeは、5月に始める。開発者向けに、即日登録の受け付けを開始し、3月から順次アプリケーションをアップロードできる環境を整える。6月に出荷予定のスマートフォン「Nokia N97」には、初めてOvi Store対応アプリケーションを標準搭載させる。Ovi Storeは、米アップルが「iPhone 3G」向けに提供する「App Store」や米グーグルが「Android」ケータイ向けに提供する「Android Market」に相当するサービスといえる。

 同日、米マイクロソフトも同種の「Windows Marketplace for Mobile」を発表。開発者とユーザーの仲介役となりいかに優良なアプリケーションを流通させられるかは、携帯OSメーカーのスマートフォン戦略の鍵となりつつある。