PR

 イスラエルのモドゥは、2009年2月16日からスペインで開催している携帯電話展示会「Mobile World Congress 2009」において、世界最小の携帯電話「modu phone」を展示している。大きさは名刺より小さい幅72.1×高さ37.6×厚さ7.8mmで、重量は40.1g。「ギネスブックでも認定済み」(説明員)という。同社は11日に、modu phoneを内部に装着できるジャケットを2009年中に4種類出荷することを表明済み。ジャケットも併せて展示している。

 modu phoneとジャケットの関係は、ウィルコムの通信モジュール「W-SIM」とジャケット「SIM STYLE」の関係に近いが、modu phoneは単体で電話をかけたり音楽を再生できたりできる。2GBのメモリーを搭載し、Bluetoothにも対応。スピーカーやイヤホン端子も備える。modu phoneをジャケットに装着すると、機能が強化されるのもポイント。例えば「modu music jacket」は、JBL製のスピーカーや300万画素のデジカメ、2.2型の液晶ディスプレイを備える。液晶ディスプレイの表示がジャケット専用のグラフィカルなパターンに切り替わり、内蔵する音楽ファイルを高音質に再生したり写真を撮影したりできるようになる。「将来的には、長時間バッテリーを搭載するようなジャケットの投入も考えられる」(説明員)。

 同社のドヴ・モランCEOは、17日に開かれた技術系セッションに登壇し、「今後は、例えばジョギングに最適化したジャケットなど、シーンによってユーザーが着せ替えられるような品ぞろえを目指す」と表明した。セッションの中で紹介した資料では、次世代機とみられるmodu phoneの仕様を明らかにしている。「modu 2」はHSDPAに対応し、32GBまでメモリーが拡張され、GPS(全地球測位システム)にも対応する模様だ。