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 中国のファーウェイ・テクノロジーズ(通称、HUAWEI)は、2009年2月16日からスペインで開催している携帯電話展示会「Mobile World Congress 2009」において、今後出荷する予定の最新型の通信機器を積極的に展示している。いずれもモックアップが大半だが、16日に開発を明らかにした「Android」を採用したスマートフォン、モバイルWiMAX向け通信アダプター、携帯電話機能を内蔵したデジタルフォトフレーム、携帯電話機能を内蔵したルーターなどがある。同社は国内では、イー・モバイルが販売しているデータ通信カードの供給元として知られる。

 Androidは米グーグルが開発した携帯電話向けプラットフォーム。ファーウェイが展示した“Android携帯電話”は詳細な仕様を公表していない。外観はアップルの「iPod touch」に近く、大型ディスプレイを採用。正面下部と左右にボタン類がいくつか備わる。「マルチタッチ技術を活用し、独自の工夫を凝らした使い勝手の製品になる」(説明員)という。2009年の第3四半期の出荷を予定する。

 モバイルWiMAX向け通信アダプター「BM325」は、外観がイー・モバイル「D02HW」とうり二つ。日本でモバイルWiMAX用に割り当てられている2.5GHz帯の周波数に対応している。携帯電話内蔵のデジタルフォトフレーム「MMC255」は、7型(800×480ドット)のタッチパネル式液晶ディスプレイを搭載。GPRSと呼ばれる海外で主流のGSM方式向けのデータ通信規格のため、日本では使えない。「2009年中には発売する」(説明員)としている。

 最後の携帯電話内蔵ルーターは「B560」と「B932」の2種類を展示。こちらは日本でも利用されるHSDPA規格に準拠する(B560は7.2M、B932は3.6Mbps)。上位機種のB560は上り方向を高速化したHSUPA(2Mbps)にも対応する。LAN端子は4つ、IEEE 802.11b/gの無線LAN機能も搭載する。B932はLAN端子が1つで、無線LANはオプション。