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 米マイクロソフトは2009年4月24日(米国時間)、次期OSとなるWindows 7の製品候補版(RC版)を4月30日(同)から公開すると発表した。同社の公式ブログを通じて明らかにしたもので、4月30日にMSDNおよびTechNetの会員向けに提供。その後、5月5日(同)に一般ユーザー向けに広く公開する。RC版は、今年1月に公開されたベータ版に続く最終的なテスト版。ベータ版で発見された問題点が修正されているほか、ユーザーインタフェースの改善やパフォーマンスの向上などが行われている。

 同社はWindows 7の出荷時期について、「Vistaの発売から3年以内」とだけ公式にコメントしている。Vistaは2006年11月に企業向け、2007年1月に個人向けに発売されていることから、遅くとも2010年1月までには発売するというわけだ。しかし、現時点で早くもRC版が登場することから、Windows 7は予想以上に早くリリースされる可能性が高い。Vistaのケースでは、RC版の公開から5カ月後に個人向けの販売が開始された。仮に同様のスケジュールで進行した場合、Windows 7の個人向け出荷は2009年の9月末から10月と予想される。遅くとも2009年の年末商戦には、Windows 7を搭載したパソコンが店頭に並ぶことになるだろう。

 このほか同ブログは、Windows 7に「Windows XPモード」を提供することも明らかにした。これは、Windows XPを対象とするソフトを、Windows 7上で問題なく動作させるモードで、古いソフトを継続して使いたい中小企業などが、スムースにOSを移行できるよう促す。具体的には、OS環境などを仮想的に構築するソフト「Virtual PC」によって実現される仮想的なWindows XP環境に、XP対応のソフトを直接インストールすればよい。するとWindows 7から直接そのソフトを起動して利用できるようになる。このモードについては、Windows 7のProfessionalとUltimateに向けて、ベータ版をまもなくリリースするという。