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 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2009年4月6日に、ワークステーション「HP Z Workstationシリーズ」を発表した。CPUにCore i7と同じアーキテクチャーを採用するXeon 5500番台(Z800/Z600)、3500番台(Z400)を搭載しただけでなく、きょう体の内部構造を一新して、エアフローとメンテナンス性を改善するなど、意欲的な製品となっている。

 日経WinPC編集部は、最上位モデルとなる「HP Z800 Workstation」を入手した。今回届いたモデルは標準構成に比べてCPUやグラフィックスボードを強化した構成。強化ポイントはそれぞれ約20万円程度のオプションで価格は約90万円。ただし、標準構成だと約22万円で、Core i7搭載デスクトップPCよりもやや高価といった程度に抑えられている。

 標準構成テストした構成標準構成との差額
CPUXeon E5504(2GHz)×1Xeon W5580(3.2GHz)×245万6750円
HDD250GB(7200回転/分、Serial ATA)146GB(1万5000回転/分、SAS)1万5750円
メモリーDDR3-1333 1GB×2(ECC)DDR3-1333 1GB×4(ECC)9450円
グラフィックス無しQuadro FX 4800(1.5GB)18万9000円
合計金額22万1445円89万7645円67万6200円

 それではZ800が一般的なデスクトップPCと比べてどのような点に違いがあるのか、見ていくことにしよう。

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 きょう体のデザインは自動車・工業デザインで知られる「BMW Group DesignworksUSA」とHPの協業によるもの。ワークステーションはデザイナーが利用することも多く、優れたデザインも購入のポイントになるとのことだ。きょう体上面に設置場所を変えるのに便利なハンドルが内蔵されているのも特徴の一つ。

 外形寸法は幅203×奥行き525×高さ444mmで、重量は標準構成時で約21kg。自作PCで使う大型ケースと比べるとやや奥行きが長いが、幅と高さは同じかやや小さい。見た目よりコンパクトなきょう体だ。

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 サイドパネルはヘアライン加工されたアルミ製の一枚板となっている。厚みがあり、ずっしりと重い。取っ手を引くとパネルは簡単に外せる。もちろん鍵をかけておけば取り外しはできなくなる。

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 サイドパネルの裏面に、メモリーを取り付ける順番やマザーボードに配置されているソケットの解説などを印字してある。いちいちマニュアルを参照しなくて済むのは便利だ。

 きょう体の背面は、一般的なデスクトップPCとあまり変わらない。PS/2端子もあるが、付属のキーボードとマウスはUSB接続だ。

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