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 米モジラ財団は2009年7月1日、Webブラウザー「Firefox」の最新版「Firefox 3.5」を公開した。Mozilla Japan(モジラジャパン)のWebサイトなどからダウンロードできる。

 Firefox 3.5の特徴の一つは、処理速度の向上。新エンジン「TraceMonkey(トレースモンキー)」の搭載により、JavaScriptの処理速度を改善した。Mozilla Japanによれば、JavaScriptの処理速度を計測するベンチマークサイト「SunSpider」でテストしたところ、Firefox 3と比べて2.4倍速くなったという。

 また、Firefox 3.5ではOgg Theora(オッグセオラ)形式の動画や、Ogg Vorbis(オッグ ボルビス)形式の音声に標準で対応。これらの形式の動画ファイルや音声ファイルについては、プラグイン(アドオン)などをインストールしなくても再生できる(図1)。なお、Ogg TheoraとOgg Vorbisは、オープンソースの動画および音声ファイルフォーマット。利用に際して、特許使用料などを支払う必要がない。

 「プライベートブラウジング」機能も追加した。「ツール」メニューで「プライベートブラウジングを開始」を選択すると、以降、表示したページの履歴や検索履歴、Cookieなどが保存されなくなる(図2)。

 そのほか、「タブの切り離し」を可能にした。特定のタブをブラウザーウインドウの枠外にドラッグすると、独立した新しいブラウザーウインドウになる。また、タグをドラッグ&ドロップすることで、ウインドウ内のタグを並び替えられる。

 IPアドレスなどの情報を基に、ユーザーの現在地をWebサイトに通知する「位置情報通知機能」も追加した。同機能に対応したサイトに対しては、ユーザーが許可すると位置情報を送信。サイトでは、その情報に基づいたサービス(地図や店舗案内など)を提供できる(図3)。

 Firefox 3.5の対応OSは、Windows、Mac OS、Linux。日本語版はもちろんのこと、45カ国語以上の言語版を用意する。Mozilla Japanの「Firefox」ページなどから無料でダウンロードできる。