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 パソコンの再利用を推進するパソコン3R推進協会は2009年7月13日、2008年度の使用済みパソコンの回収、再資源化実績を発表した。これによると、2008年度の実績は、台数で87万2000台(前年比103.1%)、回収重量で8034トン(同89.1%)となった。

 回収されたパソコンのうち、家庭から廃棄されたパソコンは35万8000台(同105.3%)、3780トン(同83.0%)、法人から廃棄されたパソコンは51万4000台(同101.6%)、4253トン(95.2%)で、家庭系パソコンの回収実績が法人系パソコンの回収実績をやや上回った。

 回収重量が前年に比べて減っているのは、パソコンのディスプレイがCRTから液晶に移行し、廃棄数も液晶が増えてきているためだ。実際、回収台数で見てみると、CRTの回収台数は前年比85.9%だったのに対し、液晶ディスプレイは同134.2%だった。

 回収されたパソコンは、家庭系で3456.7トン、事業系で3300トンが中古部品や鉄、銅、貴金属などの原料として再資源化される。また、家庭系で323.8トン、事業系で953.9トンが中古パソコンとして再利用される。

 重量のうち、資源として再利用される割合(資源再利用率)は、家庭系よりも事業系の方が高い。中古製品として再利用される割合も同様だ。これは、家庭系は事業系よりも製造年次が古いパソコンが多く、部品や原料として再資源化することも、中古製品として再利用することも難しいためだという。