PR

 MSIは、LGA1156対応の新型Core i7/i5(開発コード名Lynnfield)に向けたマザーボード「P55-GD80」など4製品を2009年9月8日に発売した。同社では、同製品を使用したオーバークロックの実演を、中国・北京で8月末に開催された同社主催のオーバークロック世界大会「Master Overclocking Arena 2009」において披露した。

新型Core i7/i5が採用しているソケットのLGA1156を備えた、マザーボードのハイエンド版「P55-GD80」。「OC Genie」「Direct OC」のボタンが左端に、「V-Check」「V-Switch」が下端に配置されている。
新型Core i7/i5が採用しているソケットのLGA1156を備えた、マザーボードのハイエンド版「P55-GD80」。「OC Genie」「Direct OC」のボタンが左端に、「V-Check」「V-Switch」が下端に配置されている。
[画像のクリックで拡大表示]

中国・北京で8月28~31日にMSIが開催したオーバークロック世界大会「Master Overclocking Arena 2009」において、各国から参加した選手向けのパネルディスカッションで披露された。
中国・北京で8月28~31日にMSIが開催したオーバークロック世界大会「Master Overclocking Arena 2009」において、各国から参加した選手向けのパネルディスカッションで披露された。
[画像のクリックで拡大表示]

 今回の製品の特徴として同社が強調するのが、初~中級ユーザー向けのオーバークロック機能「OC Genie(オーシージニー)」。OC Genie機能のオン/オフを切り替える押しボタンをマザーボード上に配置した。このボタンを押し込んだ状態で電源を入れると、CPUのベースクロックと供給電圧を、自動的に定格より高く調整する。同社は、「動作環境によりオーバークロックの状況は異なる」との注釈付きながら、定格2.66GHz(ベースクロック133MHzの20倍駆動)のCore i5-750を、3.4GHz(ベースクロック200MHzの17倍駆動)で動かせたとしている。

MSI製マザーボードに搭載しているオーバークロック機能の変遷。今回の「OC Genie」では、マザーボード上の「OC Genie」ボタンを押し込んで電源を入れることで、オーバークロック状態で動かすことが可能。
MSI製マザーボードに搭載しているオーバークロック機能の変遷。今回の「OC Genie」では、マザーボード上の「OC Genie」ボタンを押し込んで電源を入れることで、オーバークロック状態で動かすことが可能。
[画像のクリックで拡大表示]

MSIの説明によると、定格で2.66GHz駆動のCore i5-750を、3.4GHzにオーバークロックできたという。
MSIの説明によると、定格で2.66GHz駆動のCore i5-750を、3.4GHzにオーバークロックできたという。
[画像のクリックで拡大表示]

 実機を使ったデモでは、定格2.93GHz(ベースクロック133MHzの22倍駆動)のCore i7-870とP55-GD80を用意。OC Genieボタンを押してから起動させ、ベースクロックが自動で183MHzに引き上げられるようすを披露。CPUへの供給電圧も、OC Genieオフ時はアイドル状態で0.92Vだったが、1.4Vまで引き上げられた。また、ASUSTeK Computerの競合製品「P7P55D」を持ち込み、両製品のオーバークロック機能を比較。「ASUSのオーバークロック機能はソフトウエアベースであり、システムチェックをしながらクロックを少しずつ上げていくことを繰り返すのみで、処理が終わるまでに5分以上かかる。当社のOC Genieであれば、ボタンを押すだけで即座にオーバークロックできる」と自社製品の優位性を強調した。