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 アスクは2009年10月、HANA Micron製の新型SSDを発売する。「ECOバージョン」と呼ぶ製品で、34nmプロセスで製造したNANDフラッシュメモリーと、これに対応する新しいINDILINX製のコントローラーチップを搭載する。従来の54nm版フラッシュを搭載する製品より安い、2万円前後になる見込み。日経WinPC編集部は64GBモデルのサンプルを入手し、ベンチマークテストで性能を調べた。

HANA Micronの「HMSM064G-10」(64GB)。実勢価格は2万円前後の見込み。
HANA Micronの「HMSM064G-10」(64GB)。実勢価格は2万円前後の見込み。
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外観はCFD販売の「Interceptor」シリーズにそっくり。裏面のシールがなければ、見分けが付きにくい。
外観はCFD販売の「Interceptor」シリーズにそっくり。裏面のシールがなければ、見分けが付きにくい。
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 最近のSSDとしては珍しくMicron Technology製のフラッシュメモリーを搭載。INDILINX製のコントローラーの型番は「IDX110M01-LC」。従来の「IDX110M00-LC」とは異なる。

内部の基板。コントローラーはINDILINX製、キャッシュメモリーはエルピーダメモリ製、フラッシュメモリーはMicron Technology製だった。
内部の基板。コントローラーはINDILINX製、キャッシュメモリーはエルピーダメモリ製、フラッシュメモリーはMicron Technology製だった。
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64GBモデルの場合、フラッシュメモリーは表裏で16枚を搭載する。
64GBモデルの場合、フラッシュメモリーは表裏で16枚を搭載する。
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 「CrystalDiskMark 2.2」(ひよひよ氏作)のデータ量を1000MBに設定して測定した。測定環境は以下の通り。

テストに使用したパーツ
CPUCore 2 Duo E6850(3GHz)
マザーボードP5K Premium/WiFi-AP(ASUSTeK Computer、Intel P35+ICH9R搭載)
メモリーDDR2-800 1GB×2
起動ドライブWD Caviar Blue 500GB(Western Digital)
グラフィックスボードATI Radeon HD 3450搭載ボード(Sapphire Technology)
電源ユニットCMPSU-620HXJP(Corsair、定格出力620W)
OSWindows Vista Ultimate Service Pack 1 32ビット日本語版

 結果は画面の通り。読み出しは順次が215.3MB/秒、「512K」のランダムは166.1MB/秒。書き込みは順次が112.7MB/秒で、512Kのランダムが105.8MB/秒だった。全体的に従来モデルの「HMSM064G-00」(64GB)より転送が速い。特に書き込みは順次、ランダムともに2割向上した。

「CrystalDiskMark 2.2」(ひよひよ氏作)の結果。データ量は1000MB。全体的に従来モデルより高速化した。
「CrystalDiskMark 2.2」(ひよひよ氏作)の結果。データ量は1000MB。全体的に従来モデルより高速化した。
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 CrystalDiskMark 2.2の結果を、OCZ Technology製SSDなどと比較した(グラフ1)。Samsung Electronics製コントローラーを搭載するOCZ Technologyの「Summit Series」や、INDILINX製コントローラーを搭載する「Agility Series」などには及ばないが、十分高速だ。

【グラフ1】CrysalDiskMark 2.2の結t果をOCZ TechnologyやIntelのSSDと比較した。HMSM064G-10は書き込みが遅い傾向がある。
【グラフ1】CrysalDiskMark 2.2の結t果をOCZ TechnologyやIntelのSSDと比較した。HMSM064G-10は書き込みが遅い傾向がある。
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