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 セキュリティ企業の米マカフィーは2009年12月2日、国別トップ・レベル・ドメイン(ccTLD)ごとに算出した、危険なサイト(ウイルスが置かれているサイトなど)の割合を公表した(図1)。それによると、危険なサイトの割合が最も多かったのはカメルーンの国別ドメイン「.cm」で36.7%。最も小さかったのは日本ドメイン「.jp」などの0.1%だった。

 マカフィーでは、世界中のWebサイトを評価し、危険なサイトの情報を収集。同社が提供する製品やサービスなどで利用している。今回公表したのは、2009年中に収集した危険なサイトの情報を、国別ドメインごとに集計したもの。国別ドメインごとに、全サイトに占める「危険なサイト」の割合を算出。その割合を、国ごとの「危険度」とした。

 それによると、危険度が最も高かったのは、アフリカのカメルーン(図2)。ドメイン名が「.cm」で終わるサイトの36.7%に、何らかの危険が潜んでいるという。次いで、中国(.cn)が23.4%、サモア(.ws)が17.8%、フィリピン(.ph)が13.1%、旧ソ連(.su)が5.2%だった。

 逆に、危険なサイトが最も少なかった国別ドメインは、日本、アイルランド(.ie)、クロアチア(.hr)、ルクセンブルグ(.lu)。いずれも0.1%だった。このうち、日本ドメインだけは2008年も0.1%だったため、マカフィーでは「最も安全な国別ドメイン」と評価している。

 今回の調査対象は、104のトップ・レベル・ドメイン(ccTLDとgTLD)、2700万件以上のWebサイト。同社によれば、調査対象サイトの5.8%、つまり150万以上のサイトが「危険なサイト」だったという。