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 ジャストシステムは2009年12月8日、ワープロソフトの新版「一太郎2010」などを発表した。グラフィックスソフト「花子2010」や、表計算ソフトの「三四郎2010」、メールソフト「Shuriken 2010」、日本語入力ソフトの「ATOK 2010 for Windows」など8つのソフトウエアをまとめたオフィスソフト「JUST Suite 2010」も用意した。2010年2月5日に発売する。価格は一太郎2010が2万1000円、JUST Suite 2010が2万6250円。すべてWindows 7に対応している。

 一太郎は2010年、発売25周年となる。発売25周年記念特典として、「一太郎2010」と「JUST Suite 2010」のパッケージ製品には、グラフ作成ソフト「魅せる!グラフメーカー」、スケジュール図作成ソフト「かんたん!スケジュール図」、画像編集ソフト「差がつく!写真アレンジ」が付属する。

 一太郎2010には、「オートブック」機能を強化する「カラースキーマ」機能が加わった。オートブック機能とは、文章を解析し、タイトルや見出しに適した装飾を自動的に施す機能。新機能のカラースキーマ機能により、オートブック機能で自動設定された配色はそのままに、全体の色調を一括変更できるようになった。色のバランスを崩さずに、好みの色調で文章を作成できる。

 一太郎は、表計算ソフトなどの別アプリケーションで作成した文章をシートに追加し、1つのファイルにまとめて管理できる。新版では、PDF形式のファイルもシートに追加できるようになった。編集はできないが、一括管理できるようになった。

 日本語入力ソフトの「ATOK 2010 for Windows」は、変換エンジン「ATOKハイブリッドコア」に新アルゴリズムを導入。変換精度を向上したという。変換辞書の語彙(ごい)や用例も拡充した。情報処理関連からは、「ローカライゼーション」や「レポジトリ」など。トレンド用語からは、「歴女」や「WiMAX」などが新たに加わった。

 さらに、同じ意味の語を重ねて使っている場合、指摘と訂正候補の提示をする機能を追加した。例えば、「再び再会する」といった表現をした場合、「再会する」という訂正候補を提示する。

 2009年12月3日には、グーグルが日本語入力ソフト「Google日本語入力」を公開して注目された。これについてジャストシステム コンシューマ事業部企画部の佐藤洋之氏は、「ATOKの競争相手はマイクロソフトやアップルの無料IME」とした上で、「GoogleのIMEも無料という意味で同じ。新しい取り組みで日本語入力ソフトが注目されることは歓迎だ」と語った。