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 英ボーダフォンは、2010年2月15日からスペインで開催中の携帯電話展示会「Mobile World Congress 2010」(以下、MWC)において、15日に発表した超低価格な携帯電話機「Vodafone 150」「Vodafon 250」を展示している。

 徹底的にコストを削減し、奨励金なしで販売した場合の価格がVodafone 150は15ドル(日本円で約1365円、2月18日の為替換算)、同250は25ドル(日本円で約2275円、同)という“破格”のモデルだ。「まずインドとアフリカ6カ国に向け、Vodafon 150は3月10日、同250は4月10日に発売する」(説明員)。

 両製品とも、機能は電話とSMSに絞ってある。バッテリー駆動時間は5時間。重さはVodafone 150が60g、同250が65gとなる。Vodafone 150と同250の違いは、一つが液晶。Vodafone 150が1インチ(96×64ドット)のモノクロ液晶なのに対し、同250は1.45インチ(128×128ドット)のカラー液晶。もう一つは、FMラジオチューナーをVodafone 250のみ内蔵する点である。

 同社はVodafone 150/250を、携帯電話市場が立ち上がり始めたばかりの発展途上国における戦略的製品に位置づける。例えば、インドの携帯電話普及率は約45%程度と言われているが、これを約60%にまで高める原動力になると見込んでいる。

 実際に手にしてみると、日本でメール文化が根付く前に売られていた普及価格帯の携帯電話機に近い。外装は強度があり、ボタンも押しやすく、壊れにくさを優先して設計したとの印象を得た。スマートフォンなど最新型の携帯電話機と比べると、とにかく小さくて軽く、かえって新鮮に感じる製品だ。