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 韓国サムスン電子は、2010年2月15日からスペインで開催された携帯電話機展示会「Mobile World Congress 2010」(以下、MWC)において、独自のアプリケーション配布サービス「Samsung Apps」で提供するアプリケーションが、サムスン製の携帯電話機とパソコンのいずれでも動作する様子をデモンストレーションしている。

 Samsung Appsはスマートフォン「Omnia」シリーズ向けに2008年に始めたサービスで、現在は英国やフランス、ブラジル、中国などで提供中。「2010年には約50カ国に増える見込み」(説明員)。デモでは、アプリケーション実行環境をパソコンにインストールし、スマートフォン向けのアプリケーションがそのまま動く様子を紹介している。

 今後は、パソコンやテレビなど携帯電話以外に展開する予定であり、既に1月発表のテレビの一部機種にSamsung Appsを搭載している。機器を横断して動作するアプリケーションを開発できるSDKも開発者向けに提供する。インターネットを通じて、テレビと携帯電話機とが通信するゲームのようなアプリケーションも開発可能だという。

 同社は14日に、携帯電話向けのプラットフォーム「bada」を採用したスマートフォン「Wave」を発表し、同社の世界戦略上重要な役割を担う製品に位置付ける。Samsung Appsを組み込んであり、同社製のテレビとの連携を武器に、米アップルの「App Store」や米グーグルの「Android Market」に対抗できるサービスに育てたい考えだ。