セイコーエプソンは、書画カメラ付きや“超短焦点”など学校向けプロジェクター6機種を2010年4月上旬から順次発売する。ビジネス向けブランド「オフィリオ」の新製品で、スクリーンの真上の壁面に設置する短焦点壁掛け専用4機種と、移動・据え置き可能な2機種。価格はオープン。
いずれも3LCD方式のプロジェクターで、明るく、自然な色合いで、ちらつきのない映像を映す。壁掛け専用モデルは、スクリーン面まで40cmを切る距離で、最大約100型の大画面を投写可能。画面に人物の影が映りにくく、投写光が目に入ってまぶしく感じないのが特徴。
解像度XGAで、明るさ3000lmの「EB-460T」と「EB-460」は、最大で102型のスクリーンサイズに対応。解像度WXGAで、明るさ2500lmの「EB-450WT」と「EB-450W」は最大で96型にスクリーン対応する。また「EB-450WT」と「EB-460T」は、付属の電子ペンをマウスと使って投写面上でPC操作ができる「Easy Interactive Function」機能を搭載し、効果的な授業をサポートする。
予想実売価格は、「EB-460T」が23万円前後。「EB-460」が19万円前後。「EB-450WT」が22万円前後。「EB-450W」が18万円前後。5月発売予定。
移動・据え置き可能な「EB-825H」は、操作が簡単な機能充実モデルで、解像度はXGA、明るさは3000lm。約1.7mの距離で60型サイズに投写できる。使用していない時の待機消費電力を従来機種比約80%減の0.4Wに抑えた。重さ約3.1kg。
「EB-825HV」はこれにUSB接続の書画カメラ(実物投映機)「ELPDC06」をセットにしたモデル。一緒に持ち運べる専用ソフトキャリングケースも標準で付属する。予想実売価格は「EB-825H」が14万円前後。「EB-825HV」が18万円前後。4月上旬発売予定。
6機種とも入力端子に、ミニD-Sub 15ピン2基、RCA、S端子を備え、10Wスピーカーを内蔵する。