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 米マイクロソフトは2010年3月4日(米国時間)、Officeの次期バージョン「Office 2010」の企業向け販売を、同5月12日に開始すると発表した。5月12日午前11時(同)からWeb上で発売イベントを開催し、同社ビジネス部門担当プレジデントのスティーブン・エロップ氏が講演。全世界での発売を宣言する予定だ。「SharePoint 2010」「Visio 2010」「Project 2010」についても同じ日に発売する。なお、店頭での個人向け販売は、6月に開始するとしている。

 この発表を受け、国内ではマイクロソフトが同3月5日に、「Office 2010優待アップグレードキャンペーン」を開始した。店頭でのパッケージ販売が始まる前日までに「Office 2007」のパッケージやダウンロード版、もしくはOffice 2007をプリインストールしたパソコンを購入したユーザー向けに、Office 2010アップグレード版を提供する。

 パッケージやプリインストールパソコンの購入者は、メディア代や配送料に相当する実費3000円が必要。「Window Live ID」を取得してWebサイトから申し込み、購入時のレシートや領収書を送付すると、製品発売後にOffice 2010が送られてくる。一方、ダウンロード版の購入者は、キャンペーン期間中に購入すると自動的にアップグレード対象となり、製品発売後、無償でOffice 2010をダウンロードできる。また実費3000円を支払えば、パッケージでも入手できる。