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 マイクロソフトは2010年3月16日、中学生以下の子どもがいる世帯に支給する「子ども手当」制度に伴う自治体業務を効率化するExcelテンプレートを無償公開した。

 子ども手当は、中学生以下の子どもがいる世帯に子ども1人当たりの月額を支給する制度。2010年(平成22年)3月中に法案が成立する見込みで、成立すれば同6月にも支給が始まる。新たに導入される手当の支給業務には、児童手当給付などに使っていた従来のシステムを改修したり、新たなシステムを構築したりする必要が生じる。こうした大規模なシステム改修に予算を掛けづらい自治体を対象に、Webサイトでテンプレートを無償提供し、円滑な行政サービスの実施を支援する。

 テンプレートの名称は「子ども手当事務支援 Excelテンプレート」。Excel 2003以降のバージョンで動作し、大きく分けて「台帳(資格)管理」「支給管理」「帳票出力」という3つの機能を備える。台帳(資格)管理機能では、認定請求や額改定請求、住所氏名変更などにかかわる台帳の作成・更新が可能。支給管理機能は、定時・随時の手当支給事務(支給データ作成)を支援する。帳票出力に関しては、資格関係帳票、支給関係帳票、国等への報告書類などを作成できるほか、受給者数の集計などの統計処理が行える。Excelを活用している自治体が、従来の資産を生かしつつ、子ども手当給付事務にかかわる業務を円滑に行える点が特徴で、平成23年度の児童手当からの移行や将来の制度変更にも、カンマ区切り(CSV)形式での項目設定、報告帳票の変更などで柔軟に対応できるという。