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 アスクは2010年7月、CoolIT Systems製の水冷ユニット2製品を発売する。一つはCPU用の水冷クーラー「Vantage A.L.C.」、もう一つはグラフィックスボード用の水冷クーラー「Omni A.L.C.」だ。

 いずれの製品も最初から配管してあり、冷却液も充てん済のため、取り付けるだけで使える。CoolIT Systemsリージョナル・セールス・マネージャーのバリー・リッカー氏は、「水に触れる必要は一切無く、水冷はもう難しいものではない」と使い勝手の良さをアピールする。

CoolIT Systemsのバリー・リッカー氏。
CoolIT Systemsのバリー・リッカー氏。
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 CPU用のVantage A.L.C.は、ポンプ内蔵の水冷ヘッドと、ファンと一体化したラジエーターのセット。水冷ヘッド部分に液晶ディスプレイを搭載している点が特徴だ。温度やファンの回転数を表示したり、本体の2個のスイッチで、ファンの動作モードやバックライトの色などを切り替えられる。対応ソケットは、LGA775/1156/1366、Socket AM2/AM2+/AM3。

CoolIT SystemsのCPU用水冷クーラー「Vantage A.L.C.」。実勢価格は2万円前後の見込み。
CoolIT SystemsのCPU用水冷クーラー「Vantage A.L.C.」。実勢価格は2万円前後の見込み。
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Vantage A.L.C.を取り付けたところ。ファンの回転数は1100~2500回転/分。
Vantage A.L.C.を取り付けたところ。ファンの回転数は1100~2500回転/分。
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メニューを表示したところ。2個のボタンで、メニューの選択や決定を操作する。
メニューを表示したところ。2個のボタンで、メニューの選択や決定を操作する。
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CPUと接するヘッド部分。リテンションキットのねじ部分は斜め方向に動く仕組みになっており、LGA775/1156/1366に取り付けられる。
CPUと接するヘッド部分。リテンションキットのねじ部分は斜め方向に動く仕組みになっており、LGA775/1156/1366に取り付けられる。
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