2010年7月3日に開催された自作PCユーザー向けのイベント「DIY PC Expo In Nagoya」において、3R SYSTEMはPCケースの新モデルを展示した。同社のPCケースは比較的安価で、機能が豊富な製品が多いことで知られる。
展示していたのは、すべてATXサイズのマザーボードと電源ユニットを搭載できるタイプ。「L-1200」「L-300」「R120-V3」「L-1000」はミドルタワー型で、いずれも上面パネルに12cm角ファンを2個搭載しているのが特徴。ファンの前面にはつまみも付いており、2個のファンをまとめて「高回転」「低回転」「停止」の3段階で切り替えられる。
電源ユニットはケース底部に固定する構造。背面と上面のファンで内部の熱をケースの外へ送り出す。3.5インチ内部ベイの向きはケース本体と垂直で、丸ごと取り外せる。3.5インチ内部ベイの内側には、針金をコイル状に巻いた部品を搭載。この部品にHDDをねじ留めすることで、振動による騒音を防げるという。
「L-1200」は外形寸法が幅200×奥行き485×高さ458mm。ドライブベイは5インチ×4、3.5インチ内部×4。前面と背面に12cm角ファンを搭載する。前面端子はeSATA×1、USB 2.0×6、マイク、ヘッドホンがある。発売は9月で価格は未定だ。
「L-300」は外形寸法が幅180×奥行き452×高さ415mm。ドライブベイは5インチ×4、3.5インチ×5(うち内部×4)。前面に12cm角ファン×1、背面に8cm角ファン×1を搭載する。前面端子はeSATA×1、USB 2.0×4、マイク、ヘッドホンがある。発売は9月でこちらも価格は未定。