NECは2010年7月8日、コンシューマー向け製品の電話サポート窓口「121コンタクトセンター」に、自動音声案内を使ったパソコン故障診断サービス「自動音声診断」を導入する。24時間対応可能で、電話窓口の受付時間外でもトラブル解決方法を確認できる。
対応員のトラブル解決経験をもとに開発したWebサイト「トラブル・故障診断ナビ」の内容を自動音声案内システム化した。「パソコンが起動できない」「インターネットに接続できない」といった場合、Webサポートが受けられなくても電話から利用できる。
121コンタクトセンターの受付時間内(午前7時から午後11時まで)であれば、自動音声診断に続いて、対応員のサポートを求めることも可能。また、時間外に案内される5けたの「音声診断番号」を、対応員がいる時間帯に入力すれば、問診内容を引き継いでサポートを行う。
同社によると、121コンタクトセンターへの問い合わせの半数がパソコンの起動・終了や画面表示、インターネット接続のトラブルという。