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 ソニーは、フルハイビジョン動画撮影に対応したコンパクト薄型デジタルカメラ「Cyber-shot(サイバーショット)DSC-WX5」と「同 DSC-TX9」を2010年8月7日に発売する。暗所でも高精細な撮影ができる新開発のCMOSセンサーを搭載。3D静止画撮影機能も備える。価格はオープン。

 ともに有効1220万画素の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R(エクスモア アール)」を搭載し、暗い室内や夜景などの暗所でもノイズの少ない高画質な写真撮影が可能。高速画像処理エンジンとの組み合わせで、最大6枚の静止画を重ね合わせ、暗い場所でも高画質の画像を生成する「プレミアムおまかせオート」機能を備える。

 動画撮影機能はAVCHD方式で、解像度1920×1080ドット、毎秒60フィールドのフルハイビジョンに対応する。また、シャッターボタンを押してカメラを一振りするだけで最大295度のパノラマ画像を自動作成する「スイングパノラマ」機能を搭載。これを応用した3D静止画撮影機能を備える。複数の視点からの画像を抽出・生成するもので、3D対応テレビで楽しめるほか、背面の液晶モニターに疑似的に3D表示ができる。

 「DSC-WX5」は、光学5倍(35mm判換算24~120mm)のソニー「Gレンズ」と2.8型液晶モニターを搭載。本体寸法は幅91.7×高さ51.9×奥行き21.5mm、重さは約146g(バッテリー、メモリーカード含む)。予想実売価格は3万5000円前後。

 「DSC-TX9」は、光学4倍(35mm換算25~100mm)のカール ツァイス「バリオ・テッサー」とタッチパネル付き3.5型液晶モニターを搭載。本体寸法は幅97.8×高さ59.5×奥行き17.5mm、重さは約149g(同)。予想実売価格は4万5000円前後。

 同時に有効1410万画素のSuper HAD CCDセンサーと光学4倍「バリオ・テッサー」を採用した薄型モデル「Cyber-shot DSC-T99」と「同 DSC-T99D」を発表した。DSC-T99は5色のカラーバリエーションがあり、予想実売価格は2万7000円前後。8月7日発売。DSC-T99Dはラインストーンをちりばめたゴールド光沢仕上げと、編み込みをイメージさせるブラウンの2デザインがある。予想実売価格は2万9000円前後、8月20日発売。