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 KDDIは7月13日、デザイン性を重視した携帯電話「iida」シリーズの新製品「LIGHT POOL」を発表した。22個のLEDランプを搭載しており、音声やメールの着信時または通話時に光る。製品デザイナーの坪井浩尚氏が手がけた。発売は7月下旬以降。

 LEDランプはそれぞれが赤、青、黄、白など色を変化させながら光る。約100種類の発光パターンを内蔵しており、ユーザーが自由に選択できる。光で数字を作り、時間を知らせる機能も搭載している。光のパターンと着信音などの音楽は映像作家/音楽家の高木正勝氏が担当した。

 シンプルな白い箱状の卓上ホルダー、クッション材として使われる素材を使ったジャケット、三角窓に貼り付けて光を柔らかい印象にするシールなどのオプションも用意した。このほか、ビスケット型のACアダプター用ケース、バッグの縁にぶら下げる携帯電話ケースなどのアクセサリーも発売する。

 発表会場では、携帯電話をモチーフとしたアート作品を制作するプロジェクト「Art Editions」の新作が展示された。「PixCell via PRISMOID」は彫刻家の名和晃平氏が制作した作品(写真2)。このほかにも、フラワーアーティストの東信氏は植物や花に覆われた携帯電話「BOTANICA」を展示した。これら作品の商品化は未定。