東京急行電鉄(東急電鉄)とKDDIは2010年7月20日、携帯電話の利用料金から3%をTOKYUポイントに付加するサービス「TOKYUモバイル×au by KDDIコラボレーションプログラム」を開始すると発表した。受け付けは7月21日から開始する。
対象は東急グループが発行する「TOP&」カードの保有者。利用するには、専用のWebサイトでTOP&カードの番号、携帯電話番号を登録する。割引クーポンを配信するなど、東急グループ店舗は、ユーザーへの特典を用意する。
今後KDDIは、ポイント連携、地域連携、専用端末の発売など複数の企業との連携を進める。「携帯電話は単に通信だけのものでなく、生活のツール」(KDDI グループ戦略統括本部 雨宮俊武 新規ビジネス推進本部長 理事)として、提携によって生活シーンに密着したサービスの拡大を狙う。
同日には、ナビタイムジャパンがKDDIの通信網を利用するカーナビゲーションシステム「CAR NAVITIME」の予約受け付けを開始した。ほかにも野球やサッカーなどスポーツチームやマラソン大会などとの連携も強化していく。