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 サイバーリンクは2010年8月2日、DVD/BD再生ソフト「PowerDVD 10 Mark-II」と、動画ファイルの変換ソフト「MediaEspresso 6」についての説明会を開催した。PowerDVD 10 Mark-IIは7月6日に、MediaEspresso 6は7月27日に発表した新製品である。

 説明会の冒頭では、6月に就任したばかりのピーター・リン社長があいさつ。「サイバーリンクには、450名のエンジニアがおり、動画再生エンジンなどほとんどの機能を自社開発できるのが強み。現在はリテール販売による売り上げが2割程度しかないが、今後はこれを4割以上に引き上げたい」と意気込みを語った。

 その後、同社の馬場規隆マネージャーが新機能について、デモを交えて説明した。

 「PowerDVD 10」は、DVDビデオとブルーレイビデオ用の再生ソフト。その最上位版である「PowerDVD 10 Ultra 3D」「同Deluxe」のユーザーが、「Mark-II」に無償でアップデートできるようになった。「Ultra 3D Mark-II」はBlu-ray 3Dを再生できるが、「Deluxe Mark-II」にはBlu-rayビデオの再生機能自体がない。

 「Mark-II」版の特徴は2つある。1つめは「Blu-ray 3D」に正式対応したこと。機能的にはほとんど変わりないが、正式にブルーレイディスクアソシエーション(BDA)の「Blu-ray 3D」ロゴを取得した。なお、実写映画のBlu-ray 3D版は、10月6日発売予定の「タイタンの戦い」が国内初になる見込みだ。

 2つめは、通常の2D映像を3D映像に変換する機能(TrueTheater 3D)を強化したこと。これまでよりも自然で疲れにくい映像になるように、変換エンジン自体を改善した。DVDビデオ以外の動画ファイルも3D化できるようになった。フルHDの解像度に対応しており、AVCHD記録のデジタルビデオカメラで撮影した映像などを立体化できる。

 「MediaEspresso 6」は、MPEG2など既存の動画ファイルを、携帯ゲーム機やスマートフォンで再生できる動画形式に変換するソフト。従来の「MediaShow Espresso 5.5」の後継製品だ。

 最大の特徴は、接続している動画再生機器を自動的に判定する、「スマートディテクト」機能が追加されたこと。画質やファイル形式の設定を、その機器に合ったものに自動的に変更できる。例えば、携帯ゲーム機のPSPをパソコンにつないでいると、デスクトップ上のガジェットに「PSP」という項目が表示される。そこをクリックしてから、転送したい動画をガジェット上にドラッグ・アンド・ドロップするだけで、接続中のPSPに動画を転送できる。

 Core i3/i5/i7や、NVIDIA CUDA、ATI Stream Technologyなどのハードウエアアクセラレーション機能にも対応。これらの機能を搭載したパソコンでは、動画の変換速度が上がる。

 このほか、動画をYouTubeやfacebookにアップロードする機能や、動画ファイルからMP3などの音声ファイルを作成する機能も加わっている。