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 大日本印刷は2010年8月5日、ICカード技術を応用したオリジナル暗号化ソフト「雪見式想起技法活用暗号装具」のダウンロード販売を開始した。パソコンのファイルをドラッグ&ドロップ操作で簡単に暗号化できるソフト。価格は2100円。ダウンロードから30日間は、すべての機能を無償で試用できる。

 ファイルを暗号化したうえで、JPEG画像に埋め込む機能を持つ。デスクトップ上の暗号化アイコンにファイルをドラッグ&ドロップすると、あらかじめ指定した設定で暗号化と埋め込みを行う。

 これによって、(1)複数枚の写真の中から1枚を選んで、この中に他の写真を全部格納する、(2)写真共有サイトなどを経由して写真の中に暗号化して埋め込んだデータを安全に受け渡す、(3)写真を見れば自分だけが思い出せるようなパスワードを設定する――といった使い方ができる。

 認証方法は、ICカードで認証する、暗号化時に設定したJPEG画像ファイルを復号時のキーとして利用する、設定した任意の質問に回答して認証する、の3種類。複数の認証方法を組み合わせることができる。ICカードはSuicaやEdy、おサイフケータイなどFeliCa、SSFC、TypeAのものが利用可能。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 今年3月1日から3カ月間の期間限定で無償配布したところ、6000人以上のユーザーがダウンロードするなど好評だったため、本格販売に乗り出す。アルテックエンジニアリングが運営するソフト販売サイト「eALTECH(イーアルテック)」を通じて販売する。

 今後は、ICカード運転免許証の免許証番号、USBメモリやSDカードの個体識別番号などを使った認証や、多人数間でのデータ交換を簡単に行うためのグループ機能などの追加を計画している。