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 ソフトバンクモバイルと東京大学先端科学技術研究センターは2010年8月6日、障害のある高校生を対象としたワークショップを実施した。先端科学技術研究センターが運営する体験プログラム「DO-IT Japan 2010」の活動の一環。ソフトバンクモバイルの社員の説明を受けた後、携帯電話の料金プランやテレビコマーシャルの内容などを企画した。

 DO-IT Japanは、コンピューターや各種IT機器などを利用し、障害のある若者たちの大学進学や就職を支援するプログラムだ。5日間のプログラムの中で、大学の講義を聞いたり、企業を訪問したりすることによって、自分とは異なる障害者と交流したり、自分の障害や進路について考えたりすることを目的としている。

 今回は、障害のある高校生たちがソフトバンクモバイルを訪問してワークショップを実施。社員から料金プランの設計やテレビコマーシャルの企画のプロセスについて説明を受けた後、2人ずつのグループに分かれて障害者向けの料金プランと、そのプランのテレビコマーシャルを考えた。最後は、考えたプランについて全員の前で発表。各グループからは、聴覚障害者向けにテレビ電話を安く活用できるようにするプランや障害者同士の通信料を無料にするプラン、電話かメールのどちらかを選択する代わりに通信料を割引くプランなどのアイデアが飛び出した。これには、ソフトバンクモバイルの社員たちも「ターゲットが明確なのがいい」「新鮮な視点」と感心し、メモを取ったりしていた。

 東京大学先端科学技術研究センターの巌淵守准教授は、ワークショップの狙いについて「自分の意見を伝えることを学んでほしかった。それが、いずれ大学や就職の道に進んだときに、自分のできること、考えていることを人に伝え、アピールする能力につながる」と話した。