リコーは2010年9月16日、小型軽量のビジネス向けプロジェクター「IPSiO PJ X3240N」および「同X3130」を発表した。同社は、今年度からプロジェクター事業に参入しており、このたび製品化にこぎつけた。10月5日から発売する。
IPSiO PJ X3240Nと同X3130は、主に企業の会議室や文教施設の授業などでの利用を想定した製品。本体は、机上に設置する方式のほか、天井につり下げる方式にも対応している。最大表示解像度は両機種ともに1024×768ドット。明るさは、上位機の同X3240Nが3000ルーメン、下位の同X3130が2500ルーメン。上位機は有線/無線LANに対応しており、ネットワーク経由でパソコンのデータを投影できる。重量は、それぞれ約2kgおよび1.8kgと軽量で、持ち運びに便利な緩衝材付きの専用ケースが付属する。
本製品の特徴の一つが保守サポート体制。同社の複合機やプリンターの保守拠点をフル活用し、オンサイトで修理対応する。24時間365日体制の「フルタイム保守」サービスもオプションメニューとして用意した。
価格はオープン。予想実勢価格は同X3240Nが約18万3800円、同X3130が約12万3800円。無償の1年保証に2年間の延長保証を付けた「安心3年モデル」もあり、予想実勢価格はそれぞれ約20万3800円と14万3800円。