2010年9月16日から19日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されている「東京ゲームショウ2010」で、PCゲームの魅力を存分に味わえるブースがある。「Gaming PC WORLD」がそれで、ブース内に設けられた20台の試遊機で、PCゲーム向けデバイスやPCゲームタイトルを自由に試せる。
試遊機に使用されていたPCは、すべて日本エイサーから提供されている。同社のゲーミングマシン「Predator」シリーズの最新モデル「Aspire Predator AG5900」と、高性能デスクトップ「Aspire M5910」の2機種だ。
AG5900が搭載するCPUは、Core i7-875K(2.8GHz)、グラフィックスボードはNVIDIA GeForce GTX 470搭載品。処理能力の高さを売りとしたモデルで、高画質設定のゲームでも楽々動作していた。価格はM5910は、CPUがCore i7-870(2.93GHz)、グラフィックスボードがATI Radeon HD 5750搭載品。人気タイトルである「ファイナルファンタジーXIV」(スクウェア・エニックス)の推奨モデルだ。
当ブースで特に注目されていたのが、特徴的なパーツを装備した3台の試遊台。1台はNVIDIAの3Dメガネ「3D Vision」を利用できるPCで、アクションシューティングゲーム「バトルフィールド バッドカンパニー 2」(エレクトロニック・アーツ)を、迫力ある3D映像でプレーできた。また、複数のゲーム向けマウスやマウスパッドを設置しており、デバイスによる操作性の違いを体験できた。
ジャンボジェット機やヘリコプターなど、非常に多くの航空機を操作できる「フライト シミュレータ X:栄光の翼」(マイクロソフト)の試遊台には、航空機の操縦かんを模したコントローラーやペダルを装備。2台の液晶ディスプレイを使ってプレーできた。
そして、特に目を引いたのが、ステージ上に設置された「Need for Speed Shift」(エレクトロニックアーツ)の試遊台だ。ホールド性の高いバケットシート(椅子)や、レース車のハンドルやペダルを再現したコントローラーが設置され、ゲーム画面はステージにある巨大なモニターにも表示。その迫力に、思わず足を止めて画面に見入る人も大勢いた。


