PR

 HOYAは、ハイアマチュア向けデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-5」を2010年10月下旬から発売する。デジタル一眼レフ「Kシリーズ」の最上位機種で、高速・低ノイズのAPS-CサイズCMOSセンサーを採用。画質や連写性能を高めた。価格はオープン。

 2009年6月に発売した「PENTAX K-7」の後継に当たる上位機種。撮像素子には高速な画像信号の読み出しが可能な新開発の有効1628万画素CMOSセンサーを採用。画像処理エンジン「PRIMEII」との組み合わせで、解像感と階調再現の描写に優れた画像が得られるという。

 ノイズも大幅に低減し、通常でISO 100~12800、拡張設定時はISO 80~51200の幅広い感度設定が可能。またAF測距用の光学系を一新して、最新の11点ワイドAFセンサー「SAFOX IX +」を採用した。動きの速い被写体には、最高で毎秒7コマ、連続30コマの高速連続撮影ができる。毎秒25フレームのフルHD動画撮影にも対応した。

 外装には軽く堅牢なマグネシウム合金、シャーシには高剛性のステンレスをそれぞれ採用。防塵・防滴構造で、氷点下10℃までの動作を保証する。内蔵バッテリーはフル充電で約980枚の撮影が可能(ストロボなし)。本体寸法は約幅131×高さ97×厚さ73mm、重さは約740g(電池、SDカード込み)。

 予想実売価格は、ボディ単体が14万円前後。ズームレンズ「smc PENTAX-DA18-55 mm F3.5-5.6AL WR」付きレンズキットが15万円台半ば。光学7.5倍の高倍率ズーム「smc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6EDAL [IF] DC WR」付きレンズキットは19万円前後で、11月中旬発売の予定。