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 文書ファイルから画像、動画まで、あらゆるファイルの閲覧、再生ができるビューワーアプリ「GoodReader」。現在は、iPhone向けと iPad向けの2種類がApp Storeで販売されている(価格は各230円)。英語版ながらも、トップチャート上位に名を連ねる大定番のアプリである。

 そんなGoodReaderが2010年10月2日、3.01版へとバージョンアップした。注目はなんと言っても、PDFのアノテーション(注釈)に対応したことだろう。ノートツールでコメントを挿入できるほか、文字にハイライトや下線を付けたり、直線や図形を描いたり、手描きの文字を追加したりすることもできる。簡単に言うと、PDFファイルの校正作業ができるようになったわけだ。出先でPDF化したプレゼンテーション資料などにコメントを付けたり、修正を指示したりしやすくなった。仕事でPDFファイルを扱う機会が多いビジネスパーソンにはうれしい進化だ。筆者のような出版関係者にとっても大変、喜ばしいことである。

 PDF校正の話は、本コラムの1回目「iPad、Gmail、Dropboxで実現!究極のペーパーレス仕事術とは?」でも取り上げている。この時は、GoodReaderにアノテーション機能がなかったため、「iAnnotate PDF」をメーンに、PDFファイルを転送するツールとして「GoodReader for iPad」を紹介した。

 iAnnotate PDFは、その後のバージョンアップでメニューが日本語化されたり、Dropboxと連係してPDFファイルを取り込めるようになったりと、機能が増えている。筆者も記事内で宣言したとおり、雑誌記事の校正アプリとして愛用し続けている。iAnnotate PDFは優秀なアプリなのだが、完璧なPDF校正アプリとまでは言えない。細かい点で悩ましい問題を抱えているためだ。

 どういう問題があるのか? まず困っているのが、パソコンおよび自分のiPad以外で校正したPDFファイルを確認できないこと。ほかのiPadで注釈を入れたPDFファイルでは、自分のiPadで開いても校正内容が表示されないのだ。パソコンでAdobe Readerを使えば確認はできるのだが、せっかくならiPadだけで完結したい。

 もう1つは、iAnnotate PDFにはiPad版しかないこと。外出先では、iPhoneのほうが断然使いやすい。ちょっとしたアノテーションができれば、iPadを使わずに済むケースもあるはずだ。

 筆者が数カ月もの間、悩んでいた2つの問題。実は、メジャーバージョンアップしたGoodReaderがすべてかなえてくれるのでは、と期待している。その理由をじっくりと見ていきたい。

定番のビューワーアプリ「GoodReader」。iPhone版とiPad版の2種類が販売されている(各230円)
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定番のビューワーアプリ「GoodReader」。iPhone版とiPad版の2種類が販売されている(各230円)

10月2日に3.01版へとバージョンアップ。PDFのアノテーション機能やハイライト機能が追加された
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10月2日に3.01版へとバージョンアップ。PDFのアノテーション機能やハイライト機能が追加された

パソコンで校正したPDFファイルをiPadのGoodReaderで開いたところ。GoodReaderにはテキストボックス機能がないのだが、表示することはできるようだ
パソコンで校正したPDFファイルをiPadのGoodReaderで開いたところ。GoodReaderにはテキストボックス機能がないのだが、表示することはできるようだ
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上と同じファイルをiAnnotate PDFで開くと、テキストボックスが表示されない
上と同じファイルをiAnnotate PDFで開くと、テキストボックスが表示されない
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