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 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)は、2010年11月6日から2日間、東京・秋葉原で開催された「DIY PC Expo 2010 in Akihabara」に出展。未発売の製品は無かったものの、主力製品のマザーボードとグラフィックスボードを多数展示。自作ユーザーが実機をチェックできる絶好の機会となった。

MSIのブース。ミリタリー調の装飾が目立っていた。
MSIのブース。ミリタリー調の装飾が目立っていた。
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ブース右側にあった、デモ機。アクリル製のPCケースで中が丸見え。Military Classに関する映像を流していた。
ブース右側にあった、デモ機。アクリル製のPCケースで中が丸見え。Military Classに関する映像を流していた。
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 ブースの装飾はミリタリー調。これは、同社独自の品質基準である「Military Class」(ミリタリークラス)を意識したもの。Military Classに対応した製品は、耐久性に優れたチップ型タンタルコンデンサーの「Hi-c CAP」、ノイズが少ない固体チョークコイル「Icy Choke」、長寿命をうたう「固体アルミ電解コンデンサー」の3つの部品を使い、耐熱性や高負荷環境での耐久性が優れているという。Military Classの強みをアピールすべく、デモ機で特徴を解説する映像を流していた。

デモ機の側面で展示していた、グラフィックスボードの基板。端を削り、基板が10層であることを見せている。
デモ機の側面で展示していた、グラフィックスボードの基板。端を削り、基板が10層であることを見せている。
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Big Bang-Xpowerは、壁に展示。ATXサイズでPCI Express x16スロットを6本も搭載している。左下にあるのが、オーディオボードの「Quantum Waveオーディオカード」。中央下は、PCケースの外から動作周波数の調整とマザーボードの状態を確認できる有線リモコン「OCダッシュボード」だ。
Big Bang-Xpowerは、壁に展示。ATXサイズでPCI Express x16スロットを6本も搭載している。左下にあるのが、オーディオボードの「Quantum Waveオーディオカード」。中央下は、PCケースの外から動作周波数の調整とマザーボードの状態を確認できる有線リモコン「OCダッシュボード」だ。
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 マザーボードの「Big Bang-Xpower」(実勢価格3万5000円)は、Military Classに対応するシリーズ最上位モデル。チップセットには、Intel X58+ICH10を採用。LGA1366に対応する。CPUが価格改定で安くなったため「対応マザーボードの動きが良くなっている」(担当者)そうで、市場の動きを反映してか、ブースでも注目を集めていた。

 Intelプラットフォームの製品は、ほかに「P55A-GD65」(同1万6000円)と廉価版の「P55A-GD55」(同1万4000円)を展示。Intel P55を採用し、USB 3.0とSerial ATA 6Gbpsのインターフェースを備える。2製品ともMilitary Classには対応していない。

Intel P55採用のP55A-GD65。基板上に電源ボタンやリセットボタンを備える。廉価版のP55A-GD55はボタン類を省略している。
Intel P55採用のP55A-GD65。基板上に電源ボタンやリセットボタンを備える。廉価版のP55A-GD55はボタン類を省略している。
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