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 アップルは2010年11月17日の深夜0時(米国西海岸は17日の午前7時)に、音楽や動画配信のブランド「iTunes」に関して何らかの発表をする模様だ。現在、同社のWebサイトのトップページが特別バージョンに変更されている。白い背景に黒とグレーの文字で、「明日、いつもと同じ一日が、忘れられない一日になります。iTunesからの特別な発表を、明日ここで行います。お見逃しなく。」と書かれている、シンプルなものだ。

 内容については憶測が飛び交っており、例えば「ザ・ビートルズの楽曲配信を始める」といった説がある。確かに、特別バージョンのWebページのデザインは、白地に黒でタイトルをあしらった、ザ・ビートルズの「ホワイトアルバム」を彷彿とさせるものだ。

 また、Webサイトの下部に並んだ時計は、カリフォルニア、ニューヨーク、ロンドン、東京と4つあるが、これがアルバム「ヘルプ!」のジャケットにおいて、4人のメンバーが両手でさまざまなポーズをとっているのに酷似しているようにも見える。深読みすれば、英語Webサイトの「Tomorrow is just another day」の後半「アナザー・デイ」は、ポール・マッカートニーがザ・ビートルズ解散後、初めてのシングルとしてリリースした楽曲名だ。

 他にも、「MacやiPhoneなどにストリーミング方式で音楽や動画を配信する、クラウド版のiTunesを始めるのでは」「iTunesに定額制のサービスを導入するのでは」など、さまざまな憶測が飛び交っている。日本時間の今夜0時、真相が明らかになる。