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 ノルウェーのオペラソフトウエアは2010年12月16日、Webブラウザー「Opera」の最新版となる「Opera 11」正式版を公開した。新版では、複数のタブを1つのタブに統合できる「タブスタッキング」や、Operaに機能を追加できる拡張機能(エクステンション)などを備えた。対応OSは、Windows/Mac OS X/Linux/FreeBSD。同社サイトからダウンロードできる。

 Operaなどの主要なWebブラウザーは、Webページをタブとして開く機能を備えている。タブには、そのページのタイトルなどが表示される。開いているタブの数が増えると、タブ一つ一つのサイズが小さくなるため、タイトルなどが読めなくなり、どのタブがどのページなのか分かりにくくなる。

 この問題を解消するのが、今回実装されたタブスタッキング機能だという。関係しているページや似ているページのタブを重ねると、それらのタブは1つのタブに統合される。これにより、タブのスペースを有効活用できるようになる。統合されたタブの部分にマウスポインターを重ねると、統合されているタブの内容がサムネイル表示される(図1)。

 Opera 11では、拡張機能にも対応。ここでの拡張機能とは、ブラウザーに機能を追加するためのプログラム。FirefoxやChromeなどでは既に対応している。ユーザーは自分で拡張機能を作成して、Operaに任意の機能を追加できる。他の開発者やユーザーが公開する拡張機能をインストールしてカスタマイズすることも可能だ。

 オペラソフトウエアでは、拡張機能を公開するWebサイトを用意(図2)。既に多数の拡張機能が公開されている。

 Operaでは、マウスを素早く動かすことで、ブラウザーの一般的な動作(Webページの移動など)を実現できる「マウスジェスチャー」機能を用意している。最新版では、マウスジェスチャーを案内する画像を表示する「ビジュアルマウスジェスチャー」を備えた。Webページ上で、マウスの右ボタンをしばらく押し続けると、案内画像が表示される(図3)。これを見れば、例えば「マウスを右クリックしながら、左に移動する」ことが「戻る」ボタンに対応することが分かる。

 アドレスバーの表示も改良したという。アドレス(URL)中のドメイン名を強調表示して、アクセスしているサイトが本物かどうかを確認しやすくした。また、URLが長い場合には、URLの後ろの部分を非表示にして、ドメイン名などの重要な部分を認識しやすくしたとしている。非表示の部分は、アドレスバーにマウスポインターを当てると表示される。