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 キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF」(イメージプログラフ)シリーズの新製品2機種を2011年2月下旬に発売する。B0ノビ対応のiPF8300SとA1ノビ対応のiPF6300Sで、印刷速度を従来機種比で最大約2倍に高速化した。ポスター印刷からプルーフ(色校正)までの幅広いニーズに対応する。

 新しい印刷プロセスの採用で、印刷速度を高速化。iPF8300SはB0を約1.3分(従来機種約2.5分)、iPF6300SはA1を約35秒(同約1分)で印刷できる。色むらやスジを抑えるため、インク色を2つのヘッドに対称的に配置し、往路と復路のインク吐出順をそろえた。

 高画質12色モデルにも使われている新顔料インク「LUCIA(ルシア) EX」を採用して色再現領域を拡大。色のばらつきを補正する「カラーキャリブレーション」機能を標準搭載する。また、インク消費量を「標準」の半分で印刷する「お試し印刷」機能も備える。

 インク色は8色。インタフェースはギガビットイーサネットとUSBを標準搭載。対応OSはWindows XP/Vista/7、Windows Server 2003/2008、Mac OS X 10.4.11以降。税別の価格は、iPF8300Sが59万8000円、iPF6300Sが29万8000円。