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 キヤノンマーケティングジャパンは、タブレット型やキーボード引き出し形態など3タイプに変形する電子辞書「wordtank(ワードタンク) Z」シリーズ3モデルを2011年3月上旬から順次発売する。高校生向け学習用1モデルと、中国語メインの2モデルがある。価格はオープン。

 全面タッチパネル付きの4.3型液晶を搭載し、「フラット」「スライド」「チルト」の3ウェイ形態で使える。フラットはタッチ操作のタブレット型、スライドは画面下に隠れているキーボードを引き出した状態。チルトはさらに画面を角度を付けて起こした状態で、ノートパソコンのような形態になる。

 いずれも全文検索機能で、見出し語以外に例文や解説文の検索が可能。全画面を使った手書き入力に対応する。大きさは幅129×奥行き77×厚さ16.7mmで、重さ約220g。付属のリチウムイオン電池で約127時間駆動する。

 学習モデルの「Z400」は、辞典・問題集など59種類の英語コンテンツを収録した高校生向けで、5教科13科目対応。予想実売価格は3万5000円前後。中国語モデルは、中国語中上級者・ビジネスユーザー向けの「Z900」と、初心者にも使いやすい「Z800」がある。Z900は19種類の中国語コンテンツと8種類の英語辞書を内蔵して予想実売価格は4万3000円前後。Z800は14種類の中国語コンテンツと3種類の英語辞書で同3万5000円前後。

 ほかに、2.8型液晶搭載のエントリーモデル「wordtank S510」を2月下旬に発売する。価格は1万5750円。