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 Intelの新チップセット「Intel 6」シリーズにおける回路設計上の不具合に関する発表を受け、2011年2月2日にはASUSTeK Computer、GIGABYTE TECHNOLOGY、MSIが同チップセット搭載マザーボードの交換などを実施すると発表した(関連記事:修正版チップセット搭載マザーは4月以降に)。同日にはASRockとZOTAC International製マザーボードについて、代理店が声明を発表。2011年2月3日にはBIOSTAR、FOXCONN、Intel製マザーボードに関しても、各代理店が対応策を発表した。

 ASRock製マザーボードの代理店であるマスタードシードは、問題のあるチップセットを搭載した出荷済みの8製品について、修正版のチップセットを搭載した製品の準備が整い次第、同等製品との交換に応じる。交換の時期は2011年4月頃となる予定だ。 同社は専用のサポート窓口を設置した。

 ZOTAC International製マザーボードの代理店のアスクは、今後の対応方法についてIntelと協議するとした声明を発表。アスクによると「他社と同じく交換で対応する見込み。時期は2011年3月以降になる」とする。

 ASUSTeK ComputerとBIOSTAR製マザーボードの代理店であるエムヴィケーは、両社の製品について修正版のチップセットを搭載した製品への交換を実施する。時期は4~5月を予定。具体的な方法については改めて案内するという。

 FOXCONN代理店のリンクスインターナショナルも、問題を修正したチップセットを搭載した製品への交換で対応する。時期は2011年4月頃。同社のサポートセンターで問い合わせを受け付ける。氏名、連絡先、製品の型番を伝えたユーザーには、対応製品の用意ができ次第、交換について案内する。

 Intel製マザーボード代理店のシネックスは、該当製品の出荷を停止、販売店から回収した。同社も修正版チップセット搭載製品との交換に応じる。次期や方法は未定だ。