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 ソニーは2011年2月7日、デジタルカメラ「Cyber-shot」に、高倍率のズームレンズを搭載した「DSC-HX9V」と「DSC-HX100V」を追加した。DSC-HX9Vは3月11日発売で、実勢価格は約4万5000円。DSC-HX100Vは4月8日発売で、実勢価格は約5万円。

 DSC-HX9Vは、従来機「DSC-HX5V」の後継機。1月13日に発表した「DSC-HX7V」の上位モデルに当たる。DSC-HX7V同様、コンパクトなボディーに高倍率のズーム、フルHD動画撮影機能を搭載するという従来機のコンセプトを引き継いだ上で、基本性能が向上した。広角24mm(35mmフィルム換算)からの光学16倍ズームを搭載。動画撮影時の手ぶれ補正は、上下左右のぶれに加えて回転方向のぶれにも対応している。フルHD撮影時のフレーム数を増やして画質を向上したほか、暗所でのノイズ処理性能も強化した。

 撮像素子は有効1620万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーを採用。3型液晶モニターを搭載する。本体サイズは幅104.8×高さ59×厚さ33.9mm、重さは245g(バッテリー、メモリーカード含む)。

 DSC-HX100Vは、従来機「DSC-HX1」の後継。広角27mm(35mmフィルム換算)からの光学30倍ズームレンズを搭載する。レンズに入る光の量を調整するNDフィルターを内蔵したり、レンズ周りのリングでズーム操作やマニュアル時のフォーカス操作ができるようにしたりなど、撮影機能にこだわった。

 撮像素子は有効1620万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーを採用。3型液晶モニターを搭載する。本体サイズは幅121.6×高さ86.6×厚さ93.1mm、重さは577g(バッテリー、メモリーカード含む)。