日本ヒューレット・パッカードは2011年2月4日、インテル製チップセットに不具合が見つかったことを受け、当該チップセットを搭載した販売済みのパソコンを、新品に交換することを決めた。交換時期は4月頃になる見込みだ。
交換対象のパソコンは、ノート「Pavilion Notebook PC dv6-4000 Premium/CT」「同dv7-5000/CT」、およびデスクトップ「Pavilion Desktop PC p6745jp/CT」「同s5750jp/CT」「同HPE-580jp/CT」の計5機種。同等または後継モデルの新品と交換する。
米インテルは1月31日、新型チップセット「Intel 6」シリーズに設計上の不具合があり「Serial ATA(SATA)」ポートを構成する回路の一部が時間の経過と共に劣化する可能性があると公表済み。同ポートに接続したハードディスクや光学ドライブの性能や機能に影響を与える恐れがある。