ニコンイメージングジャパンは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」の新製品3シリーズ8機種を2011年2月下旬から順次発売する。デザイン性と高機能を両立させた「S」、多機能・高性能の「P」、エントリーの「L」の各シリーズで、夜景に強いモデルなどを取りそろえた。オープン価格。
「S」シリーズは4機種。「COOLPIX S9100」は、新開発の薄型光学18倍ズーム(35mm換算25-450mm)と裏面照射型CMOSセンサーで、夜景や室内などで高画質撮影ができ、フルHD動画撮影にも対応。カメラをガイドに動かすだけでパノラマ写真を簡単に撮影できる。予想実売価格は4万円前後。
また、「S6100」は、光学7倍ズームレンズとタッチパネルを搭載。予想実売価格は2万8000円前後。「S4100」(予想実売価格2万円前後)と「S3100」(同1万3000円前後)は光学5倍ズームレンズを搭載。S4100はタッチパネル液晶を備える。
「P」シリーズは2機種。「P300」は、コンパクトカメラとしては最も明るいという開放F値1.8の光学4.2倍ズームレンズを搭載し、裏面照射型CMOSセンサーとあわせて、光量の少ない場所でも高感度、低ノイズ撮影が可能。予想実売価格は4万円前後。「P500」は、光学36倍(35mm換算22.5-810mm)の超望遠レンズを搭載した。同5万円前後。ともにマニュアル撮影やフルHD動画撮影などの機能を備える。
「L」シリーズは2機種。「L120」は、光学21倍ズーム(35mm換算25-525mm)と「サイドズームレバー」を搭載した高倍率モデル。電源には単3形乾電池4本を採用した。予想実売価格は3万3000円前後。「L23」は、光学5倍ズームレンズとオート機能で簡単に撮影ができる入門機。電源は単3形乾電池2本。同1万1000円前後。