昨年6月発売のau「IS02」(東芝)以降、日本ではWindows系のOSを採用したスマートフォンが発売されておらず、この分野でのマイクロソフトの存在感は低下している。だが海外では最近、スマートフォン向けの新OS「Windows Phone 7」を採用した端末が注目を集めており、Windows Phone 7はアップル「iOS」、グーグル「アンドロイドOS」に並ぶ「第3の勢力」になるのではないかといわれている。日本でも年内には、Windows Phone 7採用端末が発売されるだろう。
Windows Phone 7とはどういったOSなのか。なぜ今、注目されているのか。マイクロソフトはアップル、グーグルと争い、再びスマートフォンの覇権争いに加われるのか。現在開催中の「Mobile World Congress(MWC) 2011」から、その行方を探る。