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 ワディット社長の和田裕介氏は2011年3月15日、震災被災者の安否情報を含むTwitterのつぶやき(ツイート)を人力でリスト化し、分かりやすくまとめて提供するサービス「anpiレポート」(写真)を開始した。Webブラウザーで「http://anpi.tv/」にアクセスして利用する。

 Twitterでは、今回の大震災向けに安否情報を伝え合うための公式のハッシュタグ「#anpi」を用意している。しかし、一つのハッシュタグを使って被災者の安否を気遣うメッセージから行方不明者が見つかったといったメッセージまで様々なメッセージが飛び交っている状況で、必要な情報を見つけるのがなかなか難しい。

 そこで和田氏は、#anpiの付いたつぶやきを、安否を確認したい対象となる人の名前や居場所、性別、年齢などで分類して登録するシステムを開発した。現在、和田氏を含めた有志のメンバーによって、情報として閲覧しやすいように整理して登録する作業を進めているという。

 登録されている情報は、キーワード検索で絞り込めるほか、「安否を問い合わせ中」を示す「問」と「安否を確認した」を示す「確」の二つのステータスを設けており、どちらの状況なのかがひと目で分かるようになっている。本記事を執筆している16日14時現在では、リストには合計で約1900件の安否情報が登録されている。

 同サービスで登録した安否情報は、ほかのサービスから利用できるAPIとしても公開している。anpiレポートサイトでは、このAPIを利用して行方不明者や安否が確認された人がどこにいるかをGoogleマップ上に表示するサービスも合わせて公開している。