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 MetaMoJiは2011年4月4日、iPad上の業務システムで手書き文字入力機能を利用可能にするソフトウエア「mazec Web Client(マゼック・ウェブ クライアント)」を発表した。iPadが標準で搭載するWebブラウザー「Safari」の描画エンジンと、同社の手書き文字入力エンジンを組み合わせたもの。Webアプリケーションとして開発された業務システムなら、既存のプログラムにほとんど手を加えることなく、手書き文字入力を利用できるようになるという。2011年6月に出荷を開始する。

 MetaMoJiは、2011年2月にiPad向け手書きメモアプリ「7notes」を発売した。同アプリには大きな反響があり、中でも「業務システムのフロントエンドとして使えないか、という熱心な問い合わせが多数寄せられた」(同社の浮川和宣社長)という。そこで、7notesの手書き文字入力エンジン「mazec」を組み合わせた専用のブラウザーを用意することを決めた。それがmazec Web Client。端的に言えば「フォームなどへのテキスト入力をフックして、mazecに流せるブラウザー」(浮川初子専務)で、iPad向けSafariで動作するWebアプリケーションなら、基本的にそのままmazec Web Client上で動かせる。

 手書き入力の活用シーンは、さまざま考えられる。例えば店頭で顧客に会員登録を求めるような状況。登録用紙とペンを渡して手書きしてもらうのが一般的だが、そこに書かれた文字を別途システムに入力・登録する手間が発生する。「キーボードをポンとお客さんに渡して入力してもらうわけにはいかないから、こうした方法を採っている。だがmazec Web Clientがあれば、iPadを渡して手書きしてもらえばいい」(浮川社長)。ほかにも、コールセンターで顧客からの電話を受けながら手書きでメモを記す、病院で医師や看護師が手書きでデータを入力するなど、多様なニーズがあるという。

 なおMetaMoJiは同日、7notesの新版も発表(関連記事)。2011年4月7日から、App Storeにてダウンロード可能になる予定だ。