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 米モジラは2011年4月1日、Webブラウザー「Firefox」のパフォーマンスに影響を与えるアドオンのランキングを公表した。人気のあるアドオン100個を対象に、インストールするとFirefoxの起動がどの程度遅くなるのかをテストし、その結果を公開している。ランキングは週1回更新される予定。

 モジラでは、Firefoxのパフォーマンスにアドオンが与える影響を重く見て、その改善策を開始した。そのうちの一つが、起動を遅くするアドオンの公表。アドオンをインストールすると、Firefoxの起動時間は平均で10%程度遅くなるという。ただし、起動をもっと遅くするアドオンも中には報告されている。

 それらを明らかにするために、モジラでは、ダウンロード数の多いアドオン100個を対象に、自動的なテストを実施。起動時間を遅くする順から並べて、Webサイトで公表した。

 起動を遅くするアドオンを公表することで、開発者には改善を促し、ユーザーには、該当のアドオンを無効にするといった対策を取れるようにする。アドオンがアップデートされれば、テストは最新版を対象に実施され、ランキングは毎週更新される。

 そのほか、アドオンのダウンロードサイト(ギャラリー)において、起動時間を25%以上遅くするアドオンについては、警告を表示してユーザーに注意を促すようにするという。また、開発者に対しては、パフォーマンス改善のための資料やツールを提供する予定だ。

 さらにFirefoxの次バージョンでは、サードパーティのアドオンが勝手にインストールされないようにするとしている。現状では、ユーザーに許可を求めずにインストールされるアドオンが多数存在し、それらがパフォーマンスの問題を引き起こしている。今後のバージョンでは、ユーザーが明示的に許可しない限り、インストールできないようにする計画だ。