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 ブラザー工業とブラザー販売は2011年5月17日、ビジネス向けプリンター複合機「ジャスティオ(JUSTIO)シリーズ」の新製品4機種、ジャスティオのハイエンド製品にあたる新シリーズ「ジャスティオ プロ(JUSTIO PRO)シリーズ」の製品3機種を発表した。5月下旬より、順次発売する。価格は全機種オープン。発表会には、同社のCMキャラクターで女優の松下奈緒さんも登場した。

 今回新たに投入されたジャスティオ プロシリーズは、ジャスティオシリーズの性能とサポート体制を強化したハイエンドシリーズ。この新シリーズの投入により、「ターゲット市場を、現在の小規模オフィス市場から、さらに印刷枚数の多い市場まで拡大したい」(ブラザー販売社長の片山俊介氏)という。A4カラーレーザープリンター「HL-4570CDWT」と、A4カラーレーザー複合機「MFC-9970CDW」は、5年間の無償保証が付く。インクジェット方式のA3カラー複合機「MFC-J6910CDW」は、3年間の無償保証が付く。全機種が自動両面印刷機能、有線・無線LAN機能を搭載している。販売台数は、3機種合わせて年間1万台を目指す。6月中旬の発売で、価格はオープン。実勢価格は、HL-4570CDWTとMFC-J6910CDWが約13万円、MFC-9970CDWが約17万円となる。

 A3カラー複合機の「MFC-J6710CDW」は、カラー印刷速度が従来機種「MFC-6490CN/6890CN」の約2.6倍の10ipm、モノクロ印刷速度は約2.4倍の12ipm(ipmは、国際標準ISO/IEC 24734、24735に基づくA4片面印刷の印刷速度及びコピー速度で、数値は1分当たりの枚数を示す)。カラー印刷のヘッドのノズル数を約2.2倍に増やし、用紙の搬送構造を改良したことで実現したという。最大A3サイズまで対応する自動両面印刷機能を標準搭載している。最大給紙枚数は250枚のトレイが2段で合計500枚。ADF(自動給紙装置)には35枚搭載できる。インクジェット方式のため、スリープ時は約3.5W、コピー時は約26Wと、低消費電力だ。実勢価格は約6万5000円。5月下旬に発売する。

 毎分26枚の印刷速度と自動両面印刷機能を搭載したA4モノクロレーザー複合機「MFC-7460DN」「DCP-7065DN」「DCP-7060D」の3機種も発表。MFC-7460DNとDCP-7065DNは幅405×奥行き398.5×高さ316mm、DCP-7060Dは幅405×奥行き398.5×高さ268mmと、いずれも机の上に設置できるコンパクトサイズだ。3機種とも、自動両面印刷機能を標準搭載する。スリープ時の消費電力は、MFC-7460DNが約1.5W、DCP-7065DNとDCP-7060Dが約0.9Wと、8~10Wだった従来機種よりも大幅に低減している。6月中旬に発売する。実勢価格は、MFC-7460DNが約2万3000円、DCP-7065DNが約8万8000円、DCP-7060Dが約3万9000円。

 発表会には、同社CMキャラクターの松下奈緒さんも登場。ジャスティオシリーズの新製品について、「見た目もスタイリッシュで省エネなところがいい」と感想を語った。普段同社のプリンターを使っている松下さんは、「カメラが趣味。写真を印刷するとすごく印刷時間が掛かるイメージがあるが、意外とすぐにプリントできるのでうれしい」と話した。

 東日本大震災の影響として、片山氏は「ブラザーグループへの直接的な被害はなかったが、一部部品が影響を受けた。しかし、今後もグループ一丸となって頑張っていきたい」と語った。

■変更履歴
当初の原稿で、ipmの説明中、「数値は1枚当たりの枚数を示す」とあったのは、「数値は1分当たりの枚数を示す」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。[2011/5/17 21:00]