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 米Hewlett-Packard(HP)が米国時間2011年5月17日に発表した2011会計年度第2四半期(2011年2~4月)の決算は、売上高が316億ドルとなり、前年同期から3%増加した。純利益は23億ドル(1株当たり利益1.05ドル)で、前年同期の22億ドル(同0.91ドル)から5%増加した。

 売上高を事業別に見ると、パソコンなどのパーソナルシステムグループ(PSG)事業は94億ドルで、前年同期から5%減となった。ノートパソコンの売り上げが同9%減少し、デスクトップは同4%減少。ワークステーションは同28%増加した。このうち企業向けクライアントが同13%増加したが、消費者向けは23%減少した。

 企業向けサーバー/ストレージ/ネットワーキング(ESSN)事業の売上高は56億ドルで、前年同期から15%増加している。業界標準サーバーによる収入が同11%増加したほか、ストレージが同3%増、ビジネスクリティカルシステムは同1%増、ネットワーク製品が同118%増と好調だった。

 サービス事業は90億ドルで前年同期比2%増。画像およびプリンティンググループ(IPG)事業は同5%増の67億ドル。企業向けが7%伸びたが消費者向けは3%減少した。このほかソフトウエア事業は同17%増の約8億ドルだった。

 地域別で見た場合、米大陸の売上高は138億ドルで前年同期比2%増加した。EMEA(欧州/中東/アフリカ)は117億ドルで1%減。アジア太平洋地域は61億ドルで同10%増加した。

 併せて発表した今後の業績予想について、同社は東日本大震災の影響や消費者向けパソコンの販売鈍化を考慮したと説明している。2011会計年度第3四半期(2011年5~7月)の売上高を約311億~313億ドルの範囲と見ている。希薄化後1株当たり利益は0.99ドルを見込む。また2011会計年度通期(2010年11月~2011年10月)は、売上高が1290億~1300億ドル、希薄化後1株当たり利益は4.27ドルと、従来予想を下方修正した。