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 台湾ASUSTeK Computerは2011年5月30日、ネットブック「Eee PC」の新機種として、実売価格が199ドルと安い「Eee PC X101」を発表した。

 きょう体は厚さ17.6mm、重さ950gと薄型軽量。199ドルの低価格モデルの場合、記憶媒体はSSDで容量は8GB。このほか、容量250GBのHDDモデルも用意する計画だ。CPUは米Intelの「Atom」を搭載する。

 OSは米Intelの「MeeGo」を採用している。MeeGoはLinuxをベースに改良を施した携帯機器向けOS。米IntelとフィンランドNokiaが共同開発していたが、その後Nokiaは米Microsoftと提携し、携帯機器向けOSとしてWindows Mobileを中心に採用していくと発表しており、現在のところMeeGoの先行きは、やや不透明な状況にある。

 今回、搭載OSとしてMeeGoを採用した理由については、「Eee PCでは元々、さまざまなOSを搭載して各市場に展開する戦略を採っている。今回MeeGoを採用したのもその一環。UbuntuなどほかのLinuxを搭載したモデルも検討しているし、HDD搭載機のみになるがWindows 7モデルも提供予定だ」(ASUSの説明員)と述べた。

 Windows搭載モデルの価格については、「ハードウエア構成にもよるが、現在欧州ではWindowsとHDDを搭載したEee PCを219ユーロ~239ユーロ(約2万5000円~2万8000円)で販売しており、今回のEee PC X101も同程度の価格水準になるだろう」(ASUSの説明員)としている。

 このほかASUSは、QWERTYキーボード付きのスライド型タブレット端末「Eee Pad Slider SL101」を参考展示している。ノートパソコンと同様に本体部とディスプレイ部に分かれているが、それらをヒンジで直接接続するのでなく、板状のアームを介して接続している。このアームの本体側とディスプレイ側のそれぞれにヒンジを付けている。これにより、通常のノートパソコンと同様に画面を斜めに立てて使えるほか、画面を外側にして畳むこともできる構造とした。CPUは米NVIDIA製の「Tegra 2」、OSは米Googleの「Android」を採用している。