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 台湾エイサーは、2011年5月31日から6月4日まで台湾・台北市で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2011」において、スマートフォンの新製品を参考出品している。このうち、OSにWindows Phone 7のアップデート版(開発コード名Mango)を搭載した「Acer W4」について、2011年12月をめどに欧州市場で発売する計画を明らかにした。

 Windows Phone 7をめぐっては、これまで米デル、台湾ハイテクコンピューター(HTC)、韓国LGエレクトロニクス、韓国サムスン電子などが製品を発表済み。このほかフィンランドのノキアも今後発売するスマートフォンで順次Windows Phoneを採用する方針を明らかにしている。また米マイクロソフトは5月24日に、台湾エイサー、富士通、中国ZTEの3社がWindows Phone 7搭載スマートフォンに参入すると発表している。台湾エイサーの具体的なWindows Phone 7搭載端末の計画が明らかになるのは今回が初めて。

 COMPUTEX会場では、W4のモックアップを1台展示している。「現在は初期段階で動作が安定していないためモックアップとしたが、既にエンジニアリングサンプルは作っており、関連する企業に渡して評価を始めてもらっている」(エイサーの説明員)という。プロセッサーは米クアルコムのMSM8255(1GHz)、液晶ディスプレイは3.6型で480×800ドット表示、無線通信はW-CDMA(HSPA)/GSMとIEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 2.1+EDRを搭載、500万画素のカメラモジュールを内蔵する。

 このほか同社は、OSに米グーグルの「Android 2.3」(開発コード名Gingerbread)を搭載したスマートフォン「ICONIA SMART」「Acer E320」の試作機を実演展示している。ICONIA SMARTは、4.8型で480×1024ドット表示と、アスペクト比9:21という細長い液晶ディスプレイが特徴。「メイン画面に多くのウィジェットやアイコンを置けるほか、映画やゲームを楽しむのにも適している」(エイサーの説明員)。3G通信時の下り通信速度を、既存の一般的な端末の2倍となる14.4Mbpsとした。プロセッサーはMSM8255(1.1GHz)を搭載する。

 Acer E320は、3.5型(320×480ドット)の液晶ディスプレイ、動作周波数800MHzの米クアルコム製プロセッサーを搭載する低価格モデル。

 ICONIA SMARTは2011年7月に、Acer E320は同年8月に、いずれも欧州市場で発売予定としている。