PR

 総務省は2011年5月31日、Webサイトのアクセシビリティ(情報へのアクセスの容易さ)を評価するためのツール「みんなのアクセシビリティ評価ツール:miChecker(エムアイチェッカー)」を公開した。2010年8月に公示されたWebアクセシビリティに関する規格「JIS X 8341-3:2010」に基づいてWebサイトをチェックし、アクセシビリティの観点から問題のある箇所を特定したり、音声読み上げソフトによる読み上げ順序などを表示したりといった機能を備える。総務省のWebサイトから無料でダウンロードできる。

 miCheckerには、検証したいWebサイトのURLを入力する欄が設けられている。ここにURLを入力するとそのページを読み込み、問題のある箇所などを指摘する。併せて、JIS X 8341-3:2010の関連情報へのリンクも提示して、ユーザーが理解を深めるための手助けをする。音声読み上げソフトで読み上げたときの様子を視覚的に確認することも可能。例えば、その箇所が音声読み上げされるまでにかかる時間に応じて、Webページを色分けして表示するといった機能がある。動作環境は、Windows XP/Vista/7。別途、Javaの実行環境をインストールする必要がある。

 総務省では、WebサイトのJIS対応度をチェックする以外に、日常のWebページ作成作業やWebサイトのリニューアルプロジェクトなどにおいても、このツールを活用できるとしている。

 なお、同省ではこれに先立ち、「みんなの公共サイト運用モデル改訂版(2010年度)」を2011年4月に公開した。国や地方自治体などの公的機関のWebサイトを対象に、アクセシビリティ向上のために取り組むべき項目や手順などを示したものだ。アクセシビリティ対応の手引きや、Webサイト制作を外部に発注する際の手順書などを用意している。