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 Galaxy Microsystemsは2011年5月31~6月4日に台湾・台北市で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2011」で、低価格ながら4画面表示可能なグラフィックスボード「GeForce 210 MDT X4」を出展した。映像出力端子としてDVIを4個備える。グラフィックスチップはNVIDIAの「GeForce 210」と、あまり描画性能が高くないため、ゲーム向けではなく、ビジネス用途で多数の画面を必要とするユーザーに向ける。価格は1万円台前半を想定しているという。

4画面出力が可能なグラフィックスボード「GeForce 210MDT X4」。グラフィックスチップは低価格機向けの「GeForce 210」で、映像出力を4系統備える。ビジネス用途での利用を見込む。2011年8月に発売予定。価格は1万円台前半を想定している。
4画面出力が可能なグラフィックスボード「GeForce 210MDT X4」。グラフィックスチップは低価格機向けの「GeForce 210」で、映像出力を4系統備える。ビジネス用途での利用を見込む。2011年8月に発売予定。価格は1万円台前半を想定している。
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 HDMI出力を無線で飛ばす技術である「WHDI(Wireless Home Digital Interface )」対応のアダプター「WHDI Stick」も展示した。WHDI Stickは、グラフィックスボード側に取り付ける送信機とテレビ側の受信機のセット。いずれもそれぞれのHDMI端子に接続する。映像と併せて音声も出力できる。

AMIMONが開発したWHDI規格に基づき、HDMI出力を無線化する「WHDI Stick」。Intelが提唱する「WiDi」と似ているが、遅延が1ミリ秒以下と小さい点が特徴。WiDiと異なり、ゲーム用途でも使えるという。価格はテレビ側のアダプターとセットで2万円以内に抑えたいとしている。発売は2011年8月の予定。
AMIMONが開発したWHDI規格に基づき、HDMI出力を無線化する「WHDI Stick」。Intelが提唱する「WiDi」と似ているが、遅延が1ミリ秒以下と小さい点が特徴。WiDiと異なり、ゲーム用途でも使えるという。価格はテレビ側のアダプターとセットで2万円以内に抑えたいとしている。発売は2011年8月の予定。
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 GeForceシリーズを搭載したグラフィックスボードで目を引いたのは2点。映像出力の画質を高める仕組みを設けた「GeForce GTX550Ti HQV」と、ゲーム向けで5画面出力が可能なグラフィックスボード「GeForce GTX560Ti MDT X5」だ。

 GeForce GTX550Ti HQVは、Integrated Device Technology(IDT)の映像処理チップ「VHD1900」を搭載する。VHD1900はAV機器の上位製品などで使われている製品で、HDMI入力を受けて画像上のノイズを取り除いたり色を調整したりする。GeForce GTX550Ti HQVでは、グラフィックスチップからのHDMI出力をVHD1900に接続、映像のデジタル信号をいったん画像に展開し、画像処理を施した後に、再びデジタル信号に戻すという。

「GeForce GTX550Ti HQV」は画質を高めるため、出力段の回路に映像処理チップとしてIDTの「VHD1900」を搭載するなどした。HQVは「Hollywood Video Quality」の略。製品化は未定。価格は「発売するとしたら10万円程度」(Galaxy)という。
「GeForce GTX550Ti HQV」は画質を高めるため、出力段の回路に映像処理チップとしてIDTの「VHD1900」を搭載するなどした。HQVは「Hollywood Video Quality」の略。製品化は未定。価格は「発売するとしたら10万円程度」(Galaxy)という。
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 GeForce GTX560Ti MDT X5は、GeForce GTX 560 Tiを1個搭載する。グラフィックスチップの出力のうち1系統をIDTの「VMM1400」で分岐して4系統出力にしている。VMM1400は、DisplayPort v1.1aとHDMI v1.3に対応しており、1系統のDisplayPortの信号を入力して、4系統のHDMIかDVIの信号を出力できる。縦横2画面や、横一列の画面出力などができるという。出力端子はMini HDMI×4、DisplayPort/DVI×1。

5画面出力が可能なグラフィックスボード「GeForce GTX560Ti MDT X5」。縦横2画面(解像度は2560×1600ドット)や横に2~4台並べた形(最大5760×900ドット)で表示できる。発売時期は未定。製品化した際の価格は3万円を切る程度を想定している。
5画面出力が可能なグラフィックスボード「GeForce GTX560Ti MDT X5」。縦横2画面(解像度は2560×1600ドット)や横に2~4台並べた形(最大5760×900ドット)で表示できる。発売時期は未定。製品化した際の価格は3万円を切る程度を想定している。
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